ハワイを代表するホテル、モアナサーフライダーが全面リニューアル
ワイキキビーチで最も歴史あるリゾートホテル「モアナサーフライダー、ウェスティン・リゾート＆スパ」が、創業125周年を記念して大規模な改装プロジェクトを開始しました。ワイキキ初のホテルとして知られる「ワイキキのファーストレディ」は、2025年から2026年にかけて段階的に改装を進め、2026年3月11日の125周年を迎える記念すべき日に向けて完了する予定です。
全791室が生まれ変わる3つのウィング
モアナサーフライダーの3つの特徴的なウィングすべての客室とスイートが、ホテルを取り囲む自然環境や歴史的背景をテーマにしたデザインで改装されます。各ウィングは独自のコンセプトとスタイルを持ち、宿泊客に新しい体験を提供します。
タワーウィング（2025年晩夏完成予定）
リゾート内で最も人気の高いタワーウィングは、オーシャンビュー、ビーチフロント、レアヒ（ダイヤモンドヘッド）の景色を堪能できる広々とした客室を備えています。改装後はさらに洗練されたモダンなビーチラグジュアリーを楽しめます。
新しい客室には以下の特徴が加わります：
- オーダーメイドのシーティング＆ダイニングスペース
- 統合型リフレッシュメントセンター
- バルコニーへと続くガラスドア脇の特注読書エリア
- 開放的な雰囲気を楽しめる新しいバルコニー家具
バニヤンウィング（2026年初冬完成予定）
1901年に建設されたオリジナルウィングであるバニヤンウィングは、「ファーストレディ」としてのクラシックな優雅さと伝統を新たに表現します。デザインのインスピレーションは、かつてこの海岸に豊かに生い茂り、滋養や癒しの目的で活用されていたリム（海藻）から得ています。
新しい要素は以下の通りです：
- 厳選された家具とアートワーク
- モアナの象徴的な建築美とモダンでありながら時代を超えたデザイン要素の融合
- 綿密に設計されたワークスペース
- 新しいフローリング
- 特注のエンターテインメント＆リフレッシュメントセンター
- リムの優雅なラインを表現したアートワーク
ダイヤモンドウィング（2025年冬完成予定）
ワイキキのサーフカルチャーにインスパイアされた斬新なデザインのダイヤモンドウィングは、ブティックホテルのような空間での滞在体験を提供します。
特徴は以下の通りです：
- ビーチロフトをイメージしたデザイン
- 鮮やかなカラーのインテリア
- 遊び心のあるハワイらしいアートや調度品
- 新しいデザインに生まれ変わりながらも、心地よい揺れとくつろぎを提供し続けるロッキングチェア
歴史あるロビーの刷新と新イベントスペース
ロビー（2025年晩夏完成予定）
クラシカルで気品溢れるビクトリア調の建築美を保ちつつ、明るく洗練された雰囲気にリニューアルされます。
改装後のフロントデスクエリアには：
- モアナの壮麗さを表現したチェックインポッド
- 建築の美しさを際立たせる柔らかな間接照明
- フロアから天井までの特注デザインウォール
- 歴史ある中庭の象徴であるバニヤンツリーから着想を得たカスタムデザインライト
オーシャンフロントイベントスペース（2025年秋オープン予定）
タワーウィングの1階に位置する新設のイベントスペースは、最大150名の着席ディナー、200名のレセプションに対応可能です。予約受付はすでに開始されています。
デザインコンセプトと改装の背景
改装のデザインは、ホノルルを拠点とする建築会社WCIT社のリサ・マリア・プリースター氏とベブ・タガミ氏が監修。創造プロセスとデザインコンセプトを形成するために、豊富な歴史的・文化的資料を参照しました。
海の癒しの力、生命を育む植物、かつてビーチ沿いに生い茂り安らぎと木陰を提供したコウの木など、ハワイの歴史や自然、文化的要素をデザインに取り入れ、いつまでも心に残る宿泊体験を提供する新たなストーリーを創出しています。
ベースとなるカラーパレットは、淡水と海水が混ざり合う河口「ムリヴァイ」にインスパイアされ、各ウィングでは独自のデザインインスピレーションを反映したアクセントカラーが採用されています。
ハワイアンアートの融合
ハワイのアーティスト、クリステン・レイノ（Lola Pilar Hawaii）、クリストファー・エドワーズ、クリスティ・コスミデス、マリエ（ホルト-ミズグチ）・バルカ、ジャレーン・カナニ（NOHO Home）、タマラ・ブリンク、アンドリュー・マウ（Mau House）による厳選された作品がホテル内に展示され、より一層ハワイらしさを演出します。
モアナサーフライダーについて
1901年に「モアナホテル」として開業したオーシャンフロントリゾートは、ハワイ観光の黄金時代の幕開けを飾りました。100年以上の時を経た現在も、モアナサーフライダーは優雅さと気品をもってハワイのホスピタリティを象徴する存在です。
「ワイキキのファーストレディ」として知られるモアナサーフライダーは、ビクトリア調の優雅さと現代的な快適さが融合したリゾートとして、ワイキキビーチの目の前という比類ないロケーションを誇ります。ホテルには、3つの個性的なウィング、エレガントな屋外プール、最新鋭のフィットネスセンター、ワイキキ唯一のビーチフロントスパ、受賞歴のあるオーシャンフロントのバーやレストランが揃い、樹齢100年を超えるシンボリックなバニヤンツリーが訪れる人々を迎えています。
ウェスティン・ホテル＆リゾートのウェルネスコンセプト
ウェスティン・ホテル＆リゾートは、ホスピタリティ業界におけるウェルネスのリーディングブランドとして、10年以上にわたりゲストの旅をより豊かで快適なものとするために、心と体のバランスを整えるサービスを提供しています。
ブランドのコンセプトであるウェルネスは以下の6つのウェルビーイングの柱に基づいています：
- 「快適な睡眠をとる（Sleep Well）」
- 「健康的な食事をする（Eat Well）」
- 「身体を動かす（Move Well）」
- 「心を満たす（Feel Well）」
- 「仕事を充実させる（Work Well）」
- 「楽しみながら過ごす（Play Well）」
世界40以上の国と地域に235軒を超えるホテルとリゾートを展開するウェスティンは、受賞歴のある「ヘブンリーベッド®」、TRXフィットネス機器を備えた「WestinWORKOUT®」フィットネススタジオ、HypericeやBalaを活用したリカバリー＆トレーニングプログラムを含む「Gear Lendingプログラム」、栄養価の高い「Eat Wellメニュー」など、ゲストに独自のウェルネス体験を提供しています。
予約情報
モアナサーフライダーに関する詳細やご予約は、公式ウェブサイトをご覧ください。
改装期間中も営業を続け、ゲストをお迎えします。
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